高度な計算機能との互換性がある数式の記述

開始者 JFeingold ‎10-04-2017 07:54 AM

Spring '16 以降、数式項目および価格ルールの数式で任意の項目またはリレーションを参照できますが、次の 3 つの制約があります。

 

1: サポートされない数式

  1. 次の関数および変数はサポートされません。これらを参照する数式項目は評価されません。また、これらを参照する価格ルールの数式を使用した計算は失敗します。
    1. DISTANCE()。
    2. GEOLOCATION()。
    3. GETSESSIONID()。
    4. グローバル変数 ($ で始まるすべての変数)。

 

2: 標準オブジェクトの標準項目の参照

標準オブジェクトの標準項目、特に種別がテキスト以外の項目を参照するときは、注意してください。これらの項目は、数式が失敗する原因になる場合があります。この問題を解決するには、問題のオブジェクト上に標準項目を参照する数式項目を作成し、代わりにその数式で項目を参照します。たとえば、Account.Industry への参照が原因で数式が失敗する場合は、Account.Industry の値を含む取引先の数式を作成し、代わりにその数式を参照します。次の標準項目は、すべての Salesforce オブジェクトで普遍的に使用されているため、どの数式でも安全にご使用いただけます。

  1. CreatedDate
  2. LastModifiedDate
  3. 名前
  4. OwnerId
  5. CreatedById
  6. CurrencyIsoCode

 

3: 参照オブジェクトの参照

  1. 数式では、見積、見積品目、または見積品目グループオブジェクトのいずれかで発生したものではない参照関係は直接参照しないでください。これをわかりやすく説明するために、一連の例を示します。
    1. 次の見積品目の数式は許容されます。
      1. IF(Existing__c, PriorQuantity__c * ListPrice__c, Quantity__c * ListPrice__c)。この数式では、どの参照関係も参照されません。
      2. IF(Quote__r.StartDate__c < TODAY(), 'PAST', 'FUTURE')。この数式では、見積オブジェクトが参照されます。
      3. Product__r.Name & ' ' & Product__r.ProductCode。この数式では、見積品目オブジェクトで発生する Product__r リレーションが参照されます。
      4. Quote__r.Account__r.Name。Account__r リレーションは見積オブジェクトで発生するため、許容されます。
    2. 次の見積品目の数式は許容されません。
      1. IF(Product__r;DiscountSchedule__r.IsCrossOrders__c, 'Hooray', 'Boo')。DiscountSchedule__r リレーションは、商品オジェクトで発生します。この問題を解決するには、商品オブジェクト上に DiscountSchedule__r.IsCrossOrders__c を参照する数式項目を作成し、代わりにその項目を参照します。たとえば、IF(Product__r.IsDiscountCrossOrders__c, 'Hooray', 'Boo') を作成します。
      2. Quote__r.Opportunity2__r.Contract__r.Description。Contract__r リレーションは、商談オブジェクトで発生します。この問題を解決するには、商談オブジェクト上に Contract__r.Description を参照する数式項目を作成し、代わりにその項目を参照します。たとえば、Quote__r.Opportunity2__r.ContractDescription__c を作成します。

メモ: これらの 3 つの制約は、次の両方の条件を満たすすべての項目に適用されます。

  1. 項目が見積、見積品目、または見積品目グループオブジェクトに存在する。
  2. 次の説明が 1 つ以上該当する。
    • 項目が品目エディタに表示される。
    • 項目が見積計算プラグインで参照される。
    • 価格条件で、そのテスト対象数式もしくは条件の数式の項目が参照される、または項目がテスト対象項目として使用される。
    • 項目がルックアップクエリのテスト対象項目として使用される。
    • 価格アクションで、項目がそのソース項目として使用される、または項目がそのソース数式で参照される。
    • 項目がブロック価格または割引率表のカスタム数量項目として使用される。
    • 項目が割引率表の制約項目として使用される。
    • サマリー変数で項目がその集計項目、条件項目、または制約項目として使用される。
    • 項目が、上記リストの条件を 1 つ以上満たす別の項目によって参照される。